八坂神社に綾傘鉾稚児社参を見に行った・祇園祭2026年

7月7日。

京都市東山区の八坂神社に参拝しました。

この日は、午後2時30分から祇園祭の綾傘鉾稚児社参(あやがさほこちごしゃさん)が行われます。

宣状の儀

八坂神社には、京阪電車の祇園四条駅から東に約5分歩くと到着します。

午後1時50分前に西楼門をくぐり、参道を歩いて本殿と舞殿が建つ辺りへ。

いつもながら参拝者が多い境内ですが、綾傘鉾稚児社参を見るためにやって来たと思しき人は少なそう。

祇園祭の中では、あまり有名な行事ではないので、境内にいる人の多くはそれが行われることを知らないものと思われます。

境内

境内

この日は、最高気温が30度に達するかどうかといった陽気で、7月の京都にしては涼しい。

それでも、気温が最も高くなる時間帯。

涼を求めて、南東角の祇園社青龍石柱の口から噴き出すミストに右手をかざす。

祇園社青龍石柱

祇園社青龍石柱

これは、ひんやりして気持ち良い。

ミストは舞殿の東側の塀際にも設置されていますよ。

また、祇園祭の期間は、テントもいくつか設置されていて、日射しを避けることもできます。

午後2時過ぎまで隣の円山公園の藤棚の下にあるベンチで涼んだ後、再び八坂神社へ。

2時15分頃に神職の方数名が本殿に入っていく。

そして、南楼門から、綾傘鉾ののぼりを先頭に羽織袴を着用した役員の方々が登場。

南楼門から入って来る綾傘鉾の方々

南楼門から入って来る綾傘鉾の方々

一般から選ばれし6人の稚児も手を引かれながら境内に入ってきます。

稚児たちは、これより前に鉾町と縁組をする結納の儀を済ませており、八坂神社では、17日の山鉾巡行で綾傘鉾を先導する役目を授かる宣状の儀に参列します。

舞殿の東側のテントにやってきた役員と稚児が、順に手と口を清める。

手と口を清める稚児

手と口を清める稚児

頭に烏帽子を乗せ、狩衣をまとった稚児たちは、5歳から7歳の子。

狩衣の色は、緑、黄、桃の3種類で、各色2人の構成。

役員とともに稚児たちも、履きなれない草履を脱ぐのを手伝ってもらいながら本殿に入っていきます。

本殿に入る稚児たち

本殿に入る稚児たち

この後、数人の神職が本殿に入り、2時30分から神事が始まりました。

雅楽の音色が聞こえてくるものの、外からでは中の様子はわからず。

祝詞を読む声や二拍手の音が漏れ聞こえるも、一般の観覧者はただ待つだけの時間。

退屈だなと思いながら、本殿の屋根を眺めているとネコを発見。

ネコ

ネコ

いったん、本殿の檜皮葺の屋根に上がったネコは、毛繕いしながらくつろぐも、居場所が落ち着かないのか、地面に飛び降り、円山公園の方角に走っていきました。

神事は続く。

そろそろ30分経とうかというところで、再び雅楽の音色と二拍手の音。

そして、稚児たちの「ハイ」「ハイ」「ハイ」という元気な声。

宣状の儀は無事終了した模様。

お千度

時刻は午後3時過ぎ。

本殿から出てきた役員と稚児は、3本の赤い傘を後ろに従えて、本殿前に整列。

お千度の始まりです。

役員たちの指示を受けながら、稚児たちが二拝二拍手一拝。

本殿にお参り

本殿にお参り

お辞儀のタイミングが合わず、6人の頭がでこぼこ。

拍手の音も上手に合わせられず、それが見ていて微笑ましい。

本殿にお参りを済ませた後は、時計回りに進み、裏の社の前で整列し、ここでもお参りをします。

本殿裏にお参り

本殿裏にお参り

お千度は、千回お参りすることですが、祇園祭の神事では3周するだけです。

大勢の役員や稚児がまとめてお参りすれば、千回お参りしたのと同じというわけ。

本殿前に戻ってくる

本殿前に戻ってくる

列の後ろを付いて周るのも、綾傘鉾稚児社参の楽しみ方の一つ。

ただし、列が進む石畳を歩くのは邪魔になるので、その端を歩かなければいけません。

本殿を3周した一行は、本殿前で最後となる4回目の二拝二拍手一拝。

最後の本殿へのお参り

最後の本殿へのお参り

表で4回、裏で3回お参りを済ませ、無事お千度も終了。

この頃になると、本殿と舞殿を囲む参拝者が増え、200人くらいはいたように見えました。

午後3時30分頃。

綾傘鉾の方々が、南楼門前に整列。

これから記念撮影です。

南楼門前で記念撮影

南楼門前で記念撮影

後ろに並ぶ役員の方々は、しっかりカメラを見つめていますが、前列の6人の稚児はきょろきょろと首を左右に振り落ち着かない。

しかし、カメラマンのシャッターは、稚児が静止するのを待つことなく次々と切られていましたよ。

10日後の山鉾巡行では、稚児諸君も大役を果たしてくれるでしょう。

綾傘鉾稚児社参を目的に八坂神社に参拝する人は少なく、午後2時に境内に入れば十分です。

神事の準備が始まると、参拝者が本殿付近に集まってきますが、偶然、八坂神社に立ち寄った人たちばかりなので大した混雑はしません。

今年は比較的涼しかったですが、炎天下で長い時間待つのは体調を崩しかねないので、何時間も前に場所取りをするのは控えましょう。

最近は、八坂神社も、長時間の場所取りを禁止していますからね。

なお、八坂神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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